予約はほぼ写真で決まります。撮る前の準備、必ず入れるカット、並べる順番、予約が落ちたときの見直し方をまとめます。
予約は写真で決まる
検索結果では1枚目の写真、詳細ページでは最初の数枚で、泊まるかどうかがほぼ決まります。説明文をじっくり読むゲストは多くありません。目指すのは芸術的な写真ではなく、広さ・過ごし方・清潔さ・料金に見合う質が伝わり、安心して予約できる写真です。
光の扱いや広角の使い方、盛りすぎない加減は、スマートフォンでは難しいところです。開業前と、内装を変えたとき、予約が伸び悩んだときは、プロに撮ってもらう価値があります。
撮る前にオーナーがすること
- 誰に、どう過ごしてほしいかを言葉にする(家族、友人グループ、カップルなど)。売りは3〜5個に絞ります
- トップに使いたい5枚のイメージを決めておく。撮影を任せきりにすると、必要なカットが抜けがちです
- 私物や段ボールを片づけ、ベッドを整え、カーテンの丈と色をそろえる
- 水回りを光るまで磨く(洗面ボウル、蛇口、鏡、浴室の床と壁、シンク、コンロまわり)
- 電球の色をそろえ、暗い部屋にはフロアライトを足す
必ず入れるカット
| 場所 | 撮るもの |
|---|---|
| 全体 | 各部屋の引き(対角線から)、玄関から見た第一印象 |
| 寝室 | ベッドの配置と大きさ、枕元の照明とコンセント。定員分が同時に寝られることが分かるように。間取り図も載せる |
| キッチン | 全体、主な家電、調理器具と食器がそろっている様子 |
| 水回り | 浴室、洗面台と鏡、トイレ、洗濯機(海外のゲストは特によく見ます) |
| 売りの設備 | テラス、プロジェクターなど。実際に使っている状態で |
人が写った写真は、ゲストが自分の滞在を想像しやすくなります。ただし主役は宿と体験で、顔は写しすぎないようにします。
並べる順番とキャプション
写真は、ゲストが歩く順に並べます。外観 → リビング → キッチン → 寝室 → 水回り → テラスや周辺。枚数は20枚以上、横向きで、30〜50枚あると判断の材料がそろいます。
1枚ごとに短いキャプションを付け、写真に写らない情報を補います(ソファベッドの有無、何人で食事できるか、近くの店までの距離など)。
やってはいけないこと
- 極端な広角や加工で実物より広く見せる(「思ったより狭い」という低い評価の原因になります)
- 今は置いていない備品が写ったままにする(やめるかもしれない備品は、ある写真とない写真を両方撮っておきます)
- 見た目の良さを優先して、ベッドの数や設備が分からない写真にする
予約が落ちたら、値下げの前に写真を見る
1枚目が検索結果で埋もれていないか、ほかの宿より暗く見えないか、売りが一目で伝わるか、情報が古くなっていないかを確かめます。写真で見劣りしたまま値下げに頼ると、利益が減って設備に投資できず、さらに見劣りする悪循環に入ります。
CHECKLIST確認のチェックリスト
- 誰に、どう過ごしてほしいかを決めた
- トップの5枚を決めた
- 水回りを光るまで磨いた
- 定員分が寝られることが写真で分かる
- ゲストが歩く順に並べた
- 写真に写らない情報をキャプションで補った